石川県のアンテナショップ 東京駅近くに移転して9日オープン

北陸新幹線が今月16日に金沢から敦賀まで延伸するのを目前に控え、9日、東京駅近くにオープンする石川県の新しいアンテナショップの内覧会が開かれました。

石川県のアンテナショップは去年秋まで東京 銀座で営業していましたが、東京駅近くの八重洲に移転して9日、オープンするのを前に、8日、内覧会が開かれました。
新しい店舗は県産のスギを使った和傘をモチーフにした天井や能登半島のけいそう土を使った温かみのある壁が特徴で、食品や工芸品などおよそ1000点を取り扱います。
能登の復興を後押ししようと輪島塗の製品や名産の塩を使ったクラフトビールなども置かれていますが、地震の影響で生産や出荷ができないものも多く、能登地方の商品は全体の1割ほどとなっています。
このほか、北陸新幹線の延伸開業を記念して新幹線のラベルやパッケージを使った地酒も用意されています。
石川県産業政策課の佐藤晋太郎課長は「能登の商品はまだ少ないが、全体の3割を占められるポテンシャルはあるので、復興状況に合わせて取り扱いを増やしたり、前向きな石川の姿を発信していきたい」と話していました。
石川県の新しいアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」は9日午前11時半ごろオープンの予定です。