漫画家 鳥山明さん死去 68歳「Dr.スランプ」などで人気

「DRAGON BALL」や「Dr.スランプ」など、魅力的なキャラクターが登場する世界的な人気作品を次々に生み出した漫画家の鳥山明さんが今月1日、急性硬膜下血腫のため亡くなりました。
68歳でした。

鳥山明さんは愛知県出身で、1978年に「週刊少年ジャンプ」の読切作品「ワンダー・アイランド」で漫画家としてデビューしました。
その後、1980年に連載を始めた「Dr.スランプ」がアニメ化され、少女型アンドロイド、アラレちゃんの「んちゃ」や「バイちゃ」などのセリフが流行語になるなど、大きな人気を集めました。
また、1984年に連載を始めた「DRAGON BALL」は、主人公の孫悟空が「かめはめ波」などの必殺技を駆使してさまざまな敵と戦い成長していく物語を描き、累計発行部数は2億6000万部を超える大ヒット作となり、アニメやゲームのほか、ハリウッドで実写版が映画化されるなど世界的に多くのファンを獲得しました。
その後も、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインも手がけるなど、魅力あふれるキャラクターたちが親しまれ、数多くの漫画家やクリエーターに大きな影響を与えました。
週刊少年ジャンプの公式ホームページよりますと、鳥山さんは、今月1日、急性硬膜下血腫のため亡くなったということです。
68歳でした。