降雪予想 JR中央本線と青梅線 一部区間で運転取りやめ

8日、関東甲信で降雪が予想されていることから、JR東日本は8日の始発から午前9時ごろにかけて、中央本線と青梅線の一部区間で、列車の運転を取りやめると発表しました。

運転を取りやめる区間は山梨県内を走る中央本線の大月駅と塩山駅の間と、韮崎駅と小淵沢駅の間、それに都内を走る青梅線の青梅駅と奥多摩駅の間のいずれも上下線です。
このほか、7日夜から8日の日中にかけて運転を取りやめる特急電車もあるということです。
JR東日本は最新の情報について、ホームページなどで随時、発表するとしていて、今後の気象情報や最新の運転状況に注意するよう呼びかけています。
一方、NEXCO中日本も降雪が予想されているとして高速道路を利用する場合は最新の気象情報や交通情報を確認するとともに、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンの携行を徹底するよう呼びかけています。

首都高速道路では7日午後5時の時点で「予防的通行止め」や大規模な交通規制は発表されていません。
先月上旬の大雪の際は雪が降る前から「予防的通行止め」が行われその後、降った雪を取り除くのに時間がかかり最も長い区間でおよそ53時間通行止めが続きました。
首都高速道路では今後の対応は気象情報を踏まえて適宜、判断するとしていて、担当者は「今回も気象情報に沿って凍結防止剤の散布車を準備するなど今できる対応は取っています。あすも積雪による路面凍結などの可能性はあると考えているので利用する人は最新の気象情報や交通情報を確認することやノーマルタイヤで走行しないことなど注意してほしい」と呼びかけています。