”中学生活の思い出に“ 卒業前にみこしを担ぐ 千葉 白子町

千葉県白子町で5日後に中学校を卒業する3年生たちが地域での思い出づくりにと神社のみこしを担ぎ町内を練り歩きました。

イベントは、新型コロナの影響で一部の学校行事が制限された中学校生活を送ってきた生徒たちの思い出作りにと行われたもので、町内唯一の中学校、白子中学校で今月8日に卒業式を控えた3年生およそ80人が参加しました。
そろいの青のはんてんを着た生徒たちは、地元の太鼓グループの音に合わせ「ワッショイ・ワッショイ」とかけ声を掛け合いながら青空のもと学校までの道のり1.7キロの道のりを笑顔で練り歩きました。
またコースの折り返しとなる学校には1年生と2年生の在校生が待っていて到着式も行われました。
参加した生徒は「最後の思い出となる行事だったので楽しかった。町の行事にみんなで参加する機会もなかったのでありがたいです」とか、「はじめてのみこしだったので緊張しましたが楽しかった」と話していました。
白子神社の宮田修宮司は「中学生の皆さんがとても喜んでくれて大変うれしいです。今度は秋祭りで大人たちといっしょにみこしを担いでほしいです」と話していました。