千葉で地震相次ぐ 震度5弱程度の強い揺れに注意

先月下旬以降、地震が相次いでいる千葉県東方沖やその周辺では2日未明に千葉県で震度4の揺れを観測し、その後も地震が起きています。
政府の地震調査委員会は、今後、震度5弱程度の強い揺れを伴う地震が起きる可能性があるとして注意を呼びかけています。

気象庁によりますと、2日午前1時49分ごろ、千葉県南部を震源とするマグニチュード5.0の地震が発生し、震度4の揺れを、千葉県の千葉市若葉区、いすみ市、一宮町、睦沢町、長生村、白子町、長南町で観測しました。
その後も午前3時38分には一宮町、睦沢町、長南町で震度3の揺れを観測する地震が起きたほか、午前9時44分ごろには一宮町と長南町で震度2の揺れを観測するなど、地震が相次いでいます。
先月26日以降千葉県東方沖を中心に、地震活動が活発になっていて、2日の午後6時までに震度1以上を観測した地震は27回、2日だけでも8回にのぼっています。
政府の地震調査委員会は過去にこの地域で起きている地震活動を踏まえた結果、今後も地震が続き、震度5弱程度の強い揺れを観測する可能性もあるとして注意を呼びかけています。