震度4地震 三鷹で防災無線「震度5強」の誤放送 誤作動か

3月1日朝、千葉県などで震度4の揺れを観測した地震で、東京・三鷹市では実際には震度1だったものの、防災無線で「震度5強」が観測されたと誤った情報がアナウンスされ、市ではシステムが誤作動したとみて原因の調査を進めています。

1日朝、千葉県と埼玉県で震度4の揺れを観測した地震では関東甲信越や東北の一部など広い範囲で揺れを観測しました。
このうち三鷹市では、実際には震度1だったものの、震度5以上の揺れで自動的に放送する防災無線が作動して、「震度5強」が観測されたと誤った情報がアナウンスされました。
市の防災担当者によりますと、防災無線のシステムが誤作動したとみられるということです。
三鷹市ではことしに入り、システムと連動する震度計を新しい機器に更新したばかりだったということで、誤った情報が放送された原因の調査を進めています。
対応にあたっている三鷹市の防災担当者は「早朝に誤った情報を放送してしまい、ご心配やご迷惑をおかけしました。今後このようなことがないようしっかりと原因を究明したい」と話していました。