羽田事故 臨時列車などの対応で交通各社に感謝状 関東運輸局

先月、羽田空港で航空機どうしが衝突して空の便の遅延などが相次いだ際、臨時列車を運行して対応した鉄道会社などの交通各社に、国土交通省関東運輸局から感謝状が贈られました。

27日は、横浜市中区にある関東運輸局に、首都圏で、電車やバス、それにタクシーを運行する15の会社や団体が集まり、感謝状が贈られました。
先月2日、羽田空港で海上保安庁の航空機と日本航空の旅客機が衝突して炎上した事故では、空の便に欠航や遅延が相次ぎ、利用客に大きな影響が出ました。
関東運輸局によりますと、各社や団体は、臨時の列車やバスを運行したり、通常より多くのタクシーを配車したりするなどの対応にあたったということです。
京浜急行電鉄の竹谷英樹鉄道本部長は「羽田空港へのアクセスを担う事業者としての責務を引き続き果たしていきたい」と話していました。
国土交通省関東運輸局の勝山潔局長は「今後も情報収集や確認を行い、必要に応じて事業者と連携し、公共交通の利便性の確保につとめたい」と話していました。