スピーキングテスト 中学1・2年対象に新機材で実施 都教委

都立高校の入試で活用されている英語のスピーキングテストが、公立中学校の1・2年生を対象に新たな機材を使って行われ、その様子が公開されました。

英語の「話す力」をはかるスピーキングテストは、東京都教育委員会がおととしから都立高校入試に活用していて、これまでは3年生のみがテストの対象となっていました。
今年度からは都内の公立中学校の1・2年生を対象にしたテストも実施され、26日は、練馬区立大泉中学校でその様子が報道陣向けに公開されました。
去年のテストでは、イヤホンが外れるなどのトラブルが起きたことから、ヘッドホン型の機材が新たに導入され、生徒たちは緊張した様子で、機材を装着してテストに臨んでいました。
今回のテストの結果は入試には活用されず、都教育委員会は「少しでも機材に慣れてもらい3年生でのテストに備えてほしい」としています。
テストを受けた1年生の男子生徒は「少し周りの声が聞こえましたが、ふだんの授業の成果を発揮できたと思います」と話していました。