スマホやネットの利便性や危険性を親子で学ぶ講座 千葉 君津

スマートフォンやインターネットの利便性や危険性を親子で学ぼうという講座が、24日、千葉県君津市で開かれました。

君津市中央公民館が開いた講座にはオンラインとあわせて20人の親子が参加しました。
この中で、親と子ども、それぞれがSNSについてワークシートに記入し、家庭での利用時間といった決めごとなどについて確認しました。
また、講師からは、SNSへの自己流の解釈での発信がトラブルになるケースが多いとして、情報発信は「正確に、わかりやすく、思いやりを持って」行うこと、受け取った情報は「先入観を持たず、ひとつの見方だけに頼らない」ことなど、上手に活用するためのポイントが説明されました。
参加した人たちは自分のスマートフォンで実際に検索を試しながら、真剣に聞き入っていました。
2人の子どもと参加した男性は「子どもたちにスマートフォンを持たせるのに参考になりました。ただ厳しくするのではなくて相談しながら決めたい」と話していました。
講師をつとめた寺島絵里花さんは、「進級や進学にあわせてスマートフォンを新しく使う人が増えてくる時期となるが、自分が使われるのではなく、賢い使い手になるにはどうしたらいいのかを伝えることが大事だ」と話していました。