能登半島地震支援 高校生バンドがチャリティー 神奈川 逗子

能登半島地震の被災者を支援しようと、高校生バンドによるチャリティーコンサートが神奈川県逗子市で開かれました。

このチャリティーコンサートは、逗子市を拠点に防災活動を行う中高生のボランティア団体が23日、逗子文化プラザホールで開き、会場の入り口には募金箱が設置されました。
はじめに、集まった観客たちが地震で亡くなった人たちに黙とうをささげました。
このあと、県内の高校生のバンドグループ5組が出演し、ギターやドラムなど若さあふれる演奏を披露すると、会場から大きな拍手が送られました。
演奏の合間には、石川県七尾市にボランティアとして訪れた団体のメンバーが、道路の大きな地割れなどを写した現地の写真を見せて、被災地の現状を伝えていました。
横須賀市から訪れた女子高校生は、「音楽を通して能登半島地震のことを知ることができよい機会になりました」と話していました。
主催したボランティア団体代表の高校生、田島太地さんは、「若い世代に能登の現状を知ってもらい応援につなげたい」と話していました。
入場料と集められた募金は、石川県が受け付けている災害義援金に寄付されるということです。