「こどもホスピス」への理解を 全国サミット開催 横浜

重い病気の子どもがサポートを受けながら、家族とともに遊んだり学んだりできる「こどもホスピス」への理解を広めようと、横浜市で全国サミットが開かれました。

「こどもホスピス」は国内では12年前に大阪市の病院内に初めて開設されたあと、病院に併設しない形では大阪市と横浜市に設けられ、このほかの地域でも開設に向けた動きが出ています。
ことしで5回目となった全国サミットでは運営に携わるNPOなど5つの団体が活動内容を報告し、関係者らおよそ150人が聞きました。
このうち札幌市内に開設を目指している「北海道こどもホスピスプロジェクト」の代表は、集合住宅の1室に設けた仮の施設に子どもと家族を受け入れ、キャンプなどのレクリエーションも行っているという事例を紹介しました。
そして地元の行政や議会への働きかけを続け、北海道の新年度予算案に初めて、「こどもホスピス」関連の経費が盛り込まれたことを報告しました。
また施設を運営している「NPO横浜こどもホスピスプロジェクト」は、活動資金を確保するための地元企業と連携した募金活動や学校に出前授業に出向くなど理解を広める活動に取り組んでいると伝えていました。
「NPO横浜こどもホスピスプロジェクト」の田川尚登代表理事は、「どんなに重い病気の子どもでも支えあい、生きていける地域づくりにつながればと思います」と話していました。