日経平均株価 史上最高値更新 バブル期1989年12月超え

日経平均株価 史上最高値更新 バブル期1989年12月超え

22日の東京株式市場、日経平均株価は値上がりし、バブル期の1989年12月29日につけた取り引き時間中の史上最高値を更新しました。
日経平均株価がバブル絶頂期の水準を超えたことで、日本経済がバブル崩壊後、失われた30年と呼ばれた低迷期を本格的に脱することができるかが焦点となります。

22日の東京株式市場は日本時間の22日朝、アメリカで発表された大手半導体メーカーエヌビディアの決算が市場の予想を上回る好調な内容となったことを受けて取り引き開始直後から幅広い銘柄に買い注文が集まりました。
そして、午後の取り引きが始まった直後に日経平均株価は、一時、1989年12月29日につけた取り引き時間中の史上最高値、3万8957円44銭を上回りました。
日経平均株価はバブルの絶頂期にピークをつけてから再びこの水準に回復するまでに34年2か月かかりましたが、日本経済がバブル崩壊後、失われた30年と呼ばれた低迷期を本格的に脱することができるかが焦点となります。