ロッテ 埼玉の2軍施設を千葉本拠地近くに移転へ 移転先公募

ロッテ 埼玉の2軍施設を千葉本拠地近くに移転へ 移転先公募

プロ野球のロッテは育成の強化などを目的に、現在さいたま市にある2軍施設を千葉市にある本拠地の近くに移転させることになり、千葉県内などの自治体を対象に移転先の公募を始めました。

ロッテは30年以上前の1989年から、さいたま市にある「ロッテ浦和球場」を2軍の施設として利用していますが、施設の老朽化などが課題になっています。
このため球団では、2軍の施設を移転させてチームの育成機能を強化する方針を決め、今月16日から移転先となる自治体の公募を始めました。
公募にあたっては条件として主に3点を挙げ、地元住民や企業との連携ができることや、千葉県内や茨城県南部など千葉市にある本拠地の「ZOZOマリンスタジアム」から車で1時間以内であること、そして、自治体と連携して、20年や30年先を見据えて永続的に運営できることとしています。
このほか、敷地の広さはおよそ11万平方メートルで、複数のグラウンドやトレーニング施設、選手寮などを一体的に整備できることなどを求めていて、球団は4年後の2028年1月から2軍の施設として利用したいとしています。