東京 新宿のデパートで爆発物による火事想定 手順の確認訓練

東京・新宿のデパートで、仕掛けられた爆発物が爆発し火事が起きたという想定で、消防や警察などが不審者の制圧や消火の手順を確認する訓練が行われました。

18日の訓練は、東京・新宿のデパートで行われ、東京消防庁の消防隊員や警察官など、あわせておよそ300人が参加しました。
営業中のデパートの入り口付近に仕掛けられた爆発物が爆発した想定で始まり、はじめに、けん銃を発砲しながら外に出てきた不審者を駆けつけた警察官や警察犬が速やかに制圧しました。
また、デパートの従業員などが初期消火の対応にあたったほか、消防隊員がはしご車で屋上から逃げ遅れた人を救助する手順を確認していました。
四谷消防署の熊谷謙志署長は、「新宿東口エリアは外国人を含め、多くの人が訪れるため、対応力をさらに向上させていきたい」と話していました。