地元の食材を使ったみそづくり教室 千葉 神崎町

江戸時代から米や大豆を使った発酵食品づくりが盛んな千葉県神崎町で地元の食材を使ったみそづくり教室が開かれました。

神崎町にある道の駅「発酵の里こうざき」で開かれた教室には、千葉県内のほか、東京や茨城県などから30人が参加しました。
みそ作りの原料は地元産の無農薬の大豆や、発芽玄米のこうじを使い、あらかじめ半日以上水につけ柔らかくゆでた大豆を塩と混ぜた米こうじに加えて練っていきました。
そしてだんご状に丸めたものを手で平らにして空気を抜き保存用の容器に詰めていきました。
みそは風通しのよいところで常温で保存し、出来上がりは1年後になるということです。
千葉県浦安市から参加した女性は、「手作りみそは何度か作ったことはありますが、こちらのレシピは簡単で手軽にできるからいいですね。できあがりが楽しみです」と話していました。
講師を務めた神崎町まちづくり課の澤田聡美さんは、「材料にこだわってみんなで楽しく仕込んだみそはおいしいです。発酵食品は時間がかかることが魅力でタイムカプセルを仕込んでいるようです」と話していました。