能登半島地震 日本航空石川高校野球部 新たに到着の選手合流

能登半島地震で被災した石川県輪島市の日本航空石川高校野球部は、選手の一部が系列校がある山梨県に拠点を移していますが、新たに到着した選手たちが13日、2か月ぶりにチームに合流しました。

日本航空石川は輪島市にある学校が被災し、出場が決まっている来月のセンバツ高校野球に向けて系列校がある山梨県で練習を行っています。
およそ半数の選手がひと足早く山梨県内で生活し、練習を行うなか、ほかの選手たちおよそ30人は、各地の実家で自主練習などをして過ごしていましたが、12日到着しました。
13日は、その選手たちがおよそ2か月ぶりにチームに合流し、山梨県富士川町のグラウンドでキャッチボールやシートノックに汗を流していました。
センバツ高校野球は来月18日に開幕する予定で、選手たちは今後、大会に向けたメンバー入りを争います。
練習に合流した2年生の藤林陽人選手は「感謝の気持ちを忘れず、先に山梨に来た選手たちに負けないよう頑張ります」と話していました。