スギ花粉 都内で飛散開始 今月9日から 量は例年並み見込み

東京都は、スギ花粉が都内では今月9日から飛び始めたと発表しました。

都は、都内12か所でスギなどの花粉を観測していて、このうち立川市と多摩市、それに青梅市で今月9日から2日連続でスギ花粉の数が基準を超えました。
このため、都は、スギ花粉が今月9日から飛び始めたと発表しました。
都によりますと、飛散の開始は去年より1日早く、過去10年の平均と比べると6日早いということです。
都は、先月の気温が高かったため、スギの花の開花が進み、例年よりも飛散の開始が早かったのではないかと分析しています。
ことし都内で飛散するスギとヒノキの花粉の量は、過去10年で2番目に多く飛散した去年の8割程度で、例年並みとなる見込みです。
都は、各地の観測結果をホームページで掲載し、花粉の飛散の多い日に外出する際は、マスクやめがねを着用するなどの対策を呼びかけています。