栃木県の郷土料理「しもつかれ」の魅力発信のイベント 栃木

栃木県の郷土料理、「しもつかれ」の魅力を多くの人に知ってもらおうと、さまざまな味にアレンジしたしもつかれを販売するイベントが、10日、栃木市で開かれました。

「しもつかれ」は塩じゃけの頭に大根やにんじん、酒かすなどを加えて煮込んだもので、2月の初午の日に食べて、1年の無病息災を祈る栃木県の郷土料理です。
栃木市で10日開かれたイベントは、しもつかれの魅力を多くの人に知ってもらおうと普及活動を行う団体が初めて開催し、しもつかれやしもつかれを使った料理を提供するおよそ20のブースが出店しました。
会場には家族連れなど多くの人が訪れ、伝統的な製法で作られたしもつかれのほかフランス料理や菓子などにアレンジされたものを味わっていました。
宇都宮市から来た女性は「SNSを見てイベントに来ました。子どものころは苦手なイメージでしたが、アレンジされて食べやすいです」と話していました。
主催した団体の青※ヤギ徹代表は「伝統的なしもつかれもすばらしいし大事ですが、今までにないアレンジもあるのでいろんな楽しみ方で体験してもらいたいです」と話していました。
※ヤギは柳の真ん中がタ。