来春統合の小学校の児童 新しい学校の校歌を考案 東京 町田

来年春に統合する東京・町田市内2つの小学校の児童が新しくできる学校の校歌を自分たちで考える取り組みを行っています。

東京・町田市の南成瀬地区では児童数の減少や校舎の老朽化から南成瀬小学校と南第二小学校が統合し、2025年4月に新しい小学校として開校します。
31日は南第二小学校に3年生から6年生の、両校の代表の児童32人が集まり、制作を依頼した都内の作詞家や作曲家と新しい学校の校歌を考えました。
まず曲のイメージや歌詞について話し合い、子どもたちからは「一生忘れない曲が良い」とか「歴史ということばを入れてほしい」といった意見が出ていました。
このあと、作曲家が用意したデモ用の3曲の音源を聞き、どのメロディーが一番良かったか、アンケートで回答していました。
子どもたちは今後も定期的に集まって話し合い、ことし9月ごろに新しい学校の校歌を完成させるということです。
6年生の男子児童は「貴重な体験ができました。卒業してしまうので、歌えないのは悲しいですが後輩のためになるのでうれしいです」と話していました。
6年生の女子児童は「自分たちで校歌をつくることを誇りに思います。明るく希望あふれる校歌にしていきたいです」と話していました。