東京 豊洲市場隣接の商業施設来月オープン 報道陣などに公開

6年前に東京・築地から移転した豊洲市場のさらなるにぎわいづくりに向けて来月1日にオープンする商業施設が29日、報道陣などに公開されました。

公開されたのは、江東区にある豊洲市場の隣につくられた新たな商業施設「豊洲千客万来」です。
この施設は、豊洲市場を中心としたまちのにぎわいづくりに向けて整備が進められてきたもので、当初は築地から移転したあとの市場の開場にあわせてオープンさせる計画でしたが、運営事業者の辞退や新型コロナの影響などで予定より遅れて、来月1日にオープンします。
施設には、市場の新鮮な食材が楽しめる飲食店を中心に65の店舗が入る「食楽棟」と、露天風呂やホテルなどがある「温浴棟」があり、魚河岸ができた江戸時代の町並みをイメージしてつくられています。
施設を運営する万葉倶楽部の高橋眞己副社長は「移転のスケジュールや新型コロナの影響でオープンが遅れてしまったが、豊洲市場と連携して発展していきたい」と話していました。
施設は、来月1日の午前10時にオープンします。