旬を迎えたねぎを味わう催し 埼玉 深谷

深谷ねぎの産地として知られる埼玉県深谷市で、旬を迎えたねぎを味わう催しが開かれました。

このイベントは、本格的な寒さでねぎの甘みが増すこの時期に、深谷特産のねぎの魅力を知ってもらおうと地元の農家や飲食店などでつくる実行委員会が10年ほど前から開いています。
会場では、ねぎの販売のほか「ホワイトスター」や「農研2号」など、7種類のねぎの中から好みを選んで炭火で焼いて食べ比べできるコーナーも設けられ、訪れた人たちは甘みや柔らかさなどを楽しんでいました。
焼いたねぎを食べた女性は、「ねぎが甘くてとてもおいしいです。ねぎをたくさん買って帰り、家でも楽しみたい」と話していました。
会場には深谷ねぎを使った料理を販売する店も並び、豚肉のトマトシチューやお好み焼き風のたい焼きなどを家族連れなどがおいしそうに味わっていました。
また、能登半島地震の被災地に向けた募金も呼びかけられ、100円以上の協力をした人にはねぎが1本ずつ配られていました。