高校野球 センバツ出場校 関東第一など関東と東京から計6校

ことし3月に甲子園球場で開かれるセンバツ高校野球の出場校が発表され、一般選考で関東地区と東京からはあわせて6校が選ばれました。

関東地区からは去年秋の関東大会で優勝した栃木の作新学院、去年のセンバツで優勝した山梨学院、群馬の高崎健康福祉大高崎高校、茨城の常総学院、千葉の中央学院の5校が選ばれました。
東京からは東京都大会で優勝した関東第一高校が選ばれました。

ことし3月に甲子園球場で開かれるセンバツ高校野球の出場校が発表され、去年のセンバツで県勢として初めて優勝し、大会連覇を目指す山梨学院高校が選ばれました。
センバツ高校野球の出場校の発表は、去年からインターネットで中継される選考委員会のなかで発表される形になりました。
甲府市の山梨学院高校では、午後3時ごろから監督や部員たちがホールに集まり発表の様子を見守りました。
関東地区の代表として学校名が読み上げられると部員たちからは拍手が起こり、笑顔で喜びあっていました。
山梨学院のセンバツ出場は3年連続7回目で、吉田正校長は「自分たちの野球をして甲子園を湧かせ、県民に勇気を与えてもらいたい」と選手たちを激励しました。
このあと行われた会見で吉田洸二監督は「ぜひ2連覇をしたい。そのためには優勝したことを忘れないと新しいものは入ってこないので目の前の試合に全力で臨めるようにできればいいと思っている」と話していました。
また、キャプテンの中原義虎選手は「優勝旗を持って一番最初に入場するのでそれにふさわしい姿、選手の顔を見せたいです。チャレンジャーの気持ちを持って戦っていくので一戦一戦勝っていければいいと思います」と話していました。

センバツ高校野球の出場校が26日発表され、千葉県の中央学院高校が6年ぶり2回目の出場を決めました。
我孫子市にある中央学院高校では26日、横田一弘校長や野球部の相馬幸樹監督らが選考委員会の様子をインターネット配信で見守りました。
午後3時40分ごろ、学校の名前が読み上げられると、ほっとした様子で握手を交わすなどしていました。
その後、グラウンドで待機していた選手たちに校長から出場の決定が伝えられると、選手たちは緊張した面持ちのまま聞いていましたが、その後の写真撮影では笑顔を見せ喜びをあらわにしていました。
中央学院高校は去年秋の千葉県大会で優勝、その後の関東大会でベスト8となっていて、センバツ出場は2018年以来6年ぶり2回目となります。
相馬幸樹監督は、関東地区の選出校で最後となる5校目として選ばれたことについて触れ、「瀬戸際で生き残った運を生かして、頂点まで駆けのぼりたいと強く思います」と話していました。
キャプテンの中村研心選手は「甲子園でプレーするのは初めてなので緊張していますが、一戦必勝で勝ち続けられるよう頑張ります」と話していました。

ことし3月に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球の出場校が発表され、茨城県からは常総学院が選ばれました。
常総学院は3年ぶり11回目の出場となります。
一方「21世紀枠」で最終候補に挙がり、70年ぶりとなる甲子園出場が期待された水戸一高は、選ばれませんでした。
ことしで96回目を迎えるセンバツ高校野球は26日、大阪市内で32の出場校を決める選考委員会が開かれ、茨城県からは、去年秋の関東大会でベストフォーに進出した常総学院が選ばれました。
センバツの出場は、3年ぶり11回目の出場です。
これまで甲子園には春夏あわせて26回出場する強豪校で春は2001年に、夏は2003年にそれぞれ優勝しています。
土浦市にある常総学院のホールには部員や保護者などが大勢集まり、部員たちが、緊張した表情で中継の映像を見つめるなか、学校の名前が呼ばれると、保護者から歓声があがっていました。
選手たちは、グラウンドに移動し、帽子を投げたあとハイタッチをして、出場を喜び合っていました。
常総学院硬式野球部の若林佑真主将は「甲子園でプレーすることが夢だったので、本当にうれしいし、いざ呼ばれた瞬間はほっとして、鳥肌がたった。常総学院が秋からこんなに変わったぞと地域の人や支えてくれた方々に見せられるように優勝を目指して頑張りたいです」と話していました。
また、島田直也監督は「今のチームはどの打順からでも得点が取れるし、3年前と比べて守備も自信を持って取り組んでいける。去年の夏の甲子園は、土浦日大がベストフォーになったし、われわれも負けられない。投手陣を重点的に強化して、優勝を目指して頑張りたい」と話していました。
一方「21世紀枠」で最終候補に挙がり、70年ぶりとなる甲子園出場が期待された水戸一高は、選ばれませんでした。