東京・八王子市長選 自民・公明推薦の初宿氏が初当選

任期満了に伴う東京・八王子市の市長選挙は21日投票が行われ、
自民党と公明党が推薦した新人の初宿和夫氏が初めての当選を果たしました。

八王子市長選挙の開票結果です。
▼初宿和夫、無所属・新。当選。
6万3838票。
▼滝田泰彦、無所属・新。
5万7193票。
▼両角穣、無所属・新。
4万4913票。
▼服部貴之、無所属・新。
1万 292票。
▼かまたたかゆき、無所属・新。
2276票。

3期務めた現職が引退の意向を示し、新人5人による争いとなった八王子市長選挙は、自民党と公明党が推薦し、日本維新の会の東京都総支部「東京維新の会」が支援した初宿氏が初めての当選を果たしました。
初宿氏は59歳。海上自衛隊を経て東京都の職員となり、新型コロナ対策担当の局長などを務め、今回、現職から後継指名を受けて初めて立候補しました。

八王子市は、自民党の萩生田・前政務調査会長が選出された衆議院東京24区が広い範囲を占めていて、派閥の政治資金パーティーをめぐる事件が起きる中、推薦した自民党からは菅前総理大臣や党幹部が次々に応援に入りました。また、終盤には、東京都の小池知事も駆けつけ、初宿氏への支持を呼びかけました。

投票率は、38・66%で、前回・4年前を7・20ポイント上回りました。