千葉 私立中学校の入学試験20日から始まる

首都圏の中学受験者数が過去最多の規模となる見通しの中、20日から千葉県でも私立中学校の入学試験が始まりました。

私立中学校の入学試験の解禁日は東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県でそれぞれ決められていて、最も早い今月10日の埼玉に続いて、20日から千葉でも始まりました。
このうち、市川市にある市川中学校の試験が千葉市の幕張メッセで行われ、試験が始まるおよそ2時間前の午前6時半すぎには、保護者に付き添われて受験生が会場を訪れていました。
20日の試験には2600人余りが出願していて、受験生はマスクを着用したり、会場の入り口で手を消毒したりして感染対策をしていました。
東京から来た受験生は「小学3年生から塾に入ってずっと頑張ってきたので、その成果を出せるのが楽しみです」と話していました。
母親は「気持ちを落ち着かせて、今まで学んできた力を発揮してきてほしいです」と話していました。
首都圏模試センターの推計では、1都3県を中心としたことしの私立と国立の中学受験者数はおよそ5万2000人と、過去最多となった去年とほぼ同じ規模となる見通しです。
東京と神奈川の私立中学校の入学試験は、来月1日から始まります。