東京五輪パラ元選手村「晴海フラッグ」 19日から入居始まる

東京オリンピックの選手村跡地に整備されたマンション群、「晴海フラッグ」への入居が19日から始まりました。

東京・中央区晴海にあるマンション群「晴海フラッグ」は、東京オリンピックの選手村として活用された宿泊施設を、分譲や賃貸のあわせて21棟のマンションに改修したものです。
東京大会の延期に伴い、当初の予定から10か月遅れて、19日からマンションの引き渡しが始まり、現地では、早速、新たな部屋に引っ越し作業をする人たちの姿が見られました。
一家で引っ越してきたという40代の女性は「部屋が広くて、レインボーブリッジが見渡せる眺望が気に入ってます。子どもと伸び伸びと暮らせる新しい生活が楽しみです」と話していました。
また、6歳の娘を連れた女性は「春から子どもが入学する小学校は1年生が8クラスあると聞いていて、一気にたくさんの人が移り住むとどうなるんだろうという不安もありますが、新しい街なのでわくわくしています」と話していました。
「晴海フラッグ」は、13ヘクタールの敷地内に小中学校や商業施設なども整備され、この春、東京の湾岸エリアに1万2000人が住む新たな街が誕生することになります。