厳しい冷え込み 諏訪湖に4ミリの氷張る 「御神渡り」に期待

17日朝の厳しい冷え込みで、6年ぶりの「御神渡り」の出現に期待が高まる諏訪湖では、岸辺近くの湖面に厚さ4ミリほどの氷が張っているのが確認されました。

諏訪湖の「御神渡り」は、マイナス10度前後の厳しい寒さが3日ほど続くと、湖面に張った氷が厚みを増して亀裂が入り筋状にせり上がる現象で、2018年以来、6年ぶりの出現に期待が高まっています。
湖畔では、地元の八劔神社の宮坂清宮司と氏子たちが17日朝も見回りを行いました。
宮司たちが測ったところ、午前6時半ごろの湖畔の気温はマイナス9.8度と、今月6日に見回りを始めてから最も厳しい冷え込みとなりました。
また、諏訪湖の水温は1.7度で、岸からおよそ30メートルのあたりまで、厚さ4ミリほどの氷が張っているのが確認されたということです。
宮坂宮司は「冬らしい冬が来たかなと実感しています。氷が厚さを増してくればもっと期待感が高まると思います。氷の割れる音が湖に響いてほしいです」と話していました。