東京都 小中学校の給食費 来年度から最大で半額補助する方針

小中学校の給食費について、東京都は、保護者の負担軽減に取り組む区市町村を支援するため、来年度から、最大で半額を補助する方針を決めました。

都は、新年度・令和6年度予算案に盛り込む施策について、小池知事による査定を行っていて、11日は公立の小中学校の給食費に対する支援などについて検討しました。
この結果、保護者の負担を軽減するため、区市町村が支援を行う場合、半分を都が負担し、最大で給食費の半額を補助する方針を決め、新年度予算案に239億円を盛り込むことになりました。
特別支援学校など都立学校の給食費については、無償化することになりました。
また子宮けいがんなどを防ぐための「HPVワクチン」について、定期接種の対象となっていない男性にとってもがんの予防などに効果があるとして、自治体が接種の費用を補助する場合、半分を都が負担する方針を決めました。
対象は、小学6年生から高校1年生の男子などとしていて、こうした補助を行うのは都道府県では初めてだということです。