「110番の日」書道パフォーマンスで適正利用訴え さいたま

1月10日は「110番の日」です。
さいたま市の大型商業施設で書道のパフォーマンスで110番通報の適正利用を呼びかけるイベントが行われました。

さいたま市中央区の大型商業施設で行われたイベントでは、浦和西警察署の一日署長に任命された埼玉県内に住む書家で水墨画家の茂木千鶴香さんが、えとの「たつ」にちなんで龍の姿を描き、「龍翔」という字をしたためると、集まった人から拍手が起こっていました。
そして、会場では、おととしから運用されている、スマートフォンで現場の映像を送信できる110番の通報システムが紹介されました。
埼玉県警によりますと、去年1月から11月までの110番通報は70万件余りでその4分の1は不要・不急の内容だったということです。
埼玉県警は、緊急性がない場合は、警察相談専用電話の「#9110」に連絡するよう呼びかけています。
茂木さんは「必要な人にちゃんと届くよう正しい110番への理解と適切な利用をお願いします」と呼びかけていました。