地震 緊急災害対策派遣隊の第2陣被災地へ 被害状況を調査

能登半島地震で被害を受けた道路の状況を把握するため、国土交通省関東地方整備局は第2陣となる緊急災害対策派遣隊=「TECーFORCE」の職員を8日、被災地に派遣しました。

このうち千葉県松戸市にある国土交通省関東地方整備局首都国道事務所からは職員4人が派遣されました。
出発式で田中満所長は「被災地のみなさんが一日でも早く日常を取り戻せるように支援をお願いしたい。令和元年の台風では全国から関東地方に支援をいただいたのでその恩返しとなる活躍を期待したい」と激励しました。
関東地方整備局は、地震発生の翌日には第1陣を派遣していて、これまでに石川県七尾市や志賀町などの被災地で道路に入った亀裂の幅を調べたり斜面の地滑りの状況を確認したりして、被害状況の調査を行っています。
今回派遣される職員は石川県中能登町で1週間ほど活動して道路の被害調査などにあたる予定で、早期の復旧に向けて自治体側と情報を共有することにしています。
隊長を務める三屋竜一さんは「中能登町では道路の地割れなどが起きている。一刻も早く復旧できるように調査をしていきたい」と話していました。