地震影響で運転見合わせのJR越後線と大糸線 運転再開

地震影響で運転見合わせのJR越後線と大糸線 運転再開

能登半島地震で線路の土台部分が陥没して、一部区間の上下線で運転を見合わせていたJR越後線は復旧が完了し、6日午後、5日ぶりに運転を再開しました。

JR越後線は今月1日に発生した地震で、内野駅と新潟大学前駅の間の線路の土台部分がおよそ150メートルにわたり陥没し、両駅を含む、越後赤塚駅と関屋駅の間の上下線で運転を見合わせていました。
JR東日本新潟支社によりますと、復旧作業が完了し安全が確認されたとして、6日午後1時すぎ、5日ぶりに運転を再開しました。
始発の内野駅では運転再開の時間にあわせて利用客の姿が見られました。
通学で利用しているという男子高校生は「運行されていない間は自転車で通いました。ふだんどおりに電車が走ることがありがたいということを再認識しました」と話していました。
またJR大糸線も地震で線路の設備に被害が出て、糸魚川駅と長野県にある南小谷駅の間の上下線で運転を見合わせていましたが、6日午後2時半すぎに運転を再開しました。
これで新潟県内を走る在来線の運転見合わせはすべて解消されました。