羽田空港 6日も216便欠航 8日には欠航解消へ

羽田空港 6日も216便欠航 8日には欠航解消へ

羽田空港で日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故の影響で、羽田空港を発着する国内線は、6日もあわせて216便の欠航が決まっています。
7日も200便近い欠航が決まっていますが、8日には事故が起きた滑走路の運用が再開され、多くの便の欠航は解消される見通しです。

今月2日の事故発生後、羽田空港を発着する国内線は連日200便以上の欠航が続き、6日も、国内線のうち、日本航空が100便、全日空が96便、スターフライヤーが14便、ソラシドエアが6便のあわせて216便が欠航となっています。
これによって日本航空で1万4300人、全日空で1万8000人の少なくともあわせておよそ3万2300人に影響が出る見込みです。
便の欠航は7日も続き、日本航空で98便、全日空で96便の欠航が決まっています。
一方、国土交通省は8日、事故が起きた滑走路の運用を再開すると発表していて、全日空が全便での運航を再開するとしているほか、日本航空の欠航も、14便を除き、解消される見通しです。

羽田空港を発着する空の便は6日も多くが欠航していますが、午前中、ターミナルに目立った混雑はありませんでした。

3連休の初日に合わせてふるさとに帰省したり、正月休みを終えて戻る家族連れなどの姿が見られましたが、航空各社によりますと、空席がある便も多いということです。
秋田の実家に戻るおいを見送りにきたという女性は、「トラブルなども想定し、2時間前には空港に着いていました。飛行機は予定通り飛ぶようなので、安心しました」と話していました。
帰省を終え、家族とともに北海道に戻るという30代の女性は、「事故が起き、飛行機に乗るのが今までよりも不安です。無事に飛んで欲しいです」と話していました。