地震 日赤埼玉県支部の医療救護班が石川県珠洲市へ出発

能登半島地震の被災者を支援するため日本赤十字社埼玉県支部の医療救護班が、6日、石川県に向けて出発しました。

石川県に向かったのは、埼玉県小川町にある小川赤十字病院の医師と看護師、それに薬剤師からなる医療救護班あわせて10人です。
救護班と病院のスタッフが、医薬品や消毒液、それに食料や生活物資などを車に積んだあと、スタッフに見送られながら3台の車に分かれて出発しました。
救護班は石川県珠洲市に向かい、現地の状況を見極めながら、今月10日まで、周辺の避難所を回って被災者の健康管理などにあたる予定です。
医療救護班のリーダーを務める吉田裕医師は、「去年、大災害を想定した訓練を行ったばかりで、実際に行くことになるとは思っていませんでした。被災者が1日も早くふだんの生活を取り戻せるよう全国から集まる仲間たちと活動したいです」と話していました。