新潟県 地震の影響で700棟の住宅被害 土砂災害に十分注意

能登半島地震の影響で新潟県では被害が確認された住宅がおよそ700棟に達し、学校の再開にも影響が出ています。
また、7日にかけて雨が降る見込みで土砂災害に十分注意が必要です。

新潟県によりますと能登半島地震での住宅被害は5日時点であわせて696棟で内訳は全壊が1棟、半壊が10棟、一部破損が685棟となっています。
学校にも被害が出ていて県内の公立学校785校のうち、214校で被害が確認されています。
新潟市西区の新潟工業高校と坂井輪中学校では、敷地内の液状化や校舎の損壊などで今月9日に予定していた始業日を延期することになりました。
一方、冬型の気圧配置の影響で新潟県では雨が降っていて、7日にかけて降り続く見込みです。
7日朝までの24時間に予想される雨の量は新潟県の多いところで60ミリと予想されています。
地震の影響で地盤が緩んでいて少しの雨でも土砂災害が起こりやすくなっていることから気象台は十分注意するよう呼びかけています。
また、7日午後からは次第に雪に変わる見込みで大雪のおそれもあります。
今後の気象情報に注意してください。