新型コロナ 全国患者数 緩やかな増加続く“引き続き対策を”

新型コロナ 全国患者数 緩やかな増加続く“引き続き対策を”

新型コロナウイルスの全国の感染状況は、先月24日までの1週間では1つの医療機関あたりの平均の患者数が4.57人で、前の週の1.1倍となっています。
厚生労働省は「前の週に続いて緩やかな増加となっている。引き続き対策を徹底してほしい」としています。

厚生労働省によりますと先月24日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から2018人増えて2万2529人となりました。
また、1つの医療機関あたりの平均の患者数は4.57人で、前の週の1.1倍となりました。
前の週から増加が続くのは5週連続となります。
都道府県別では多い順に北海道が10.69人、山梨県が9.73人、長野県が8.55人、愛知県が7.06人、大分県が6.43人などとなっていて、33の都道府県で前の週より増加しています。
先月24日までの1週間に、全国およそ500の医療機関から報告された新たに入院した患者の数は1597人で、前の週と比べて119人の増加でした。
厚生労働省は全国の流行状況について「前の週に続いて緩やかな増加となっている。例年、冬は感染が増加傾向となるので引き続き対策を徹底してほしい」としています。