小池知事 年頭あいさつ“介護職に月1〜2万円給付を検討”

東京都の小池知事は、職員向けの年頭のあいさつで、介護職員が働き続けられる環境を整えようと、月に1万円から2万円程度の都独自の給付を検討していく考えを明らかにしました。

小池知事は、仕事始めの4日、都の幹部や職員向けに年頭のあいさつを行いました。
このなかで小池知事は「高齢者が生き生きと活躍し、安心して暮らせる環境づくりが重要。また、高齢者介護に携わる人たちが希望を持って働き続けることができる環境整備も重要である」と述べました。
そのうえで、「国は介護報酬を引き上げて、ことしから月6000円の賃上げをしようとしているが、住宅費など生活コストが高い東京では支援をより手厚くしていく必要がある」として、介護職員に対する月に1万円から2万円程度の都独自の給付を検討していく考えを明らかにしました。