新潟市の神社の鳥居大きく傾く 地震で液状化か

1日からの地震の影響で、液状化とみられる現象が相次いでいる新潟市西区では神社の鳥居が大きく傾き、土砂や水が参道の一帯に広がる被害が出ています。

新潟市西区善久にある神社「白山社」では、おとといの地震の影響で鳥居を支える土台が数十センチほど沈み込み、大きく傾きました。
その周辺には土砂や水が参道の一帯に広がっていました。
白山社の氏子総代を務める阿部実さんによりますと、この鳥居は平成9年に建てられたということです。
神社は境内で夏祭りが行われるなど地域の人たちが集う場所になっているほか、地震前日にあたる去年の大みそかにも多くの市民が参拝に訪れていたということです。
阿部さんは「この神社は地域の皆さんがお参りに来る場所で、まさか鳥居が傾くとは思いませんでした。鳥居の再建をどうしようか検討を始めているところです」と話していました。