地震影響 新潟県内の交通機関(20:00)

地震影響 新潟県内の交通機関(20:00)

この地震で2日午後8時現在も新潟県内の交通機関に影響が出ています。

鉄道です。
地震の影響で上越新幹線と北陸新幹線は運転見合わせはすべて解消し全線で運転を再開しています。
一部遅れと運休が出ているため、JRは利用者に運行状況を確認するよう呼びかけています。
JRの在来線は、信越本線の直江津駅と長岡駅の間、越後線の新潟駅と柏崎駅の間、弥彦線の弥彦駅と東三条駅の間については、終日運転を見合わせるとしています。
そのほかの在来線については一部運休や遅れはあるものの運転を再開しています。
このうち、越後線については越後赤塚駅と関屋駅の区間であす以降も運休することが決まっています。
また、第三セクターの「えちごトキめき鉄道」は妙高はねうまラインは運転を再開しましたが、日本海ひすいラインの運転再開は2日午後8時以降を予定しているということです。
「ほくほく線」は、越後湯沢駅とくびき駅の間で運行しています。
くびき駅と直江津駅の間は終日運転を見合わせるとしています。

道路の情報です。
県内の高速道路で地震の影響による通行止めの区間はありません。
また、北陸地方整備局によりますと、国道8号は土砂崩れが起きた影響で、上越市茶屋ヶ原付近の上下線とも通行できなくなっています。
国道116号は道路に段差ができた影響で新潟市西区の新通インターチェンジと亀貝インターチェンジの間の上下線とも通行止めになっています。
長野県や群馬県方面とを結ぶ国道については通行できるほか、国道8号の通行止めが解除となるまでの間、並行する北陸自動車道と上信越自動車道の一部区間を無料で開放しています。

空の便についてです。
新潟空港を発着する便は一部で欠航した便がありましたがほとんどは予定通り発着できています。
日本航空は地震の影響で北陸新幹線や上越新幹線が運転を見合わせたことなどを受けて新潟空港と大阪空港を結ぶ臨時便を2便、運航しました。
航空各社は最新の運航状況についてホームページなどの確認を呼びかけています。

このほか、佐渡汽船は津波注意報が解除され、安全が確認されたことから、運航を再開しています。