新潟県が災害対策本部会議 被害状況など報告

新潟県は1日夕方、花角知事を本部長とする災害対策本部会議を開き、これまでに確認されている被害の状況などを報告しました。

それによりますと、今も情報収集中で、午後4時45分時点で、県内で3人のけが人が確認されているほか、地割れなど複数の被害が発生しているということです。
けが人は糸魚川市で1人が後頭部にけがをしたほか、五泉市で1人がたんすが倒れてけがをし、村上市で1人が屋外で転倒してけがをしたということです。
このほか、新潟市西区で道路の地割れ、柏崎市で国道8号の一部で通行止め、燕市で水道の供給の一部停止、刈羽村で一部、水道が出にくくなっているほか、佐渡市では土砂崩れが確認されています。
このほか、糸魚川市や阿賀野市で複数のブロック塀が壊れたほか、三条市や柏崎市で停電も確認されています。
花角知事は県民に対して、「余震のおそれもあるので、壊れた建物やブロック塀に近づかないよう安全な場所にいてください」と呼びかけています。