ジェットスター労組が年末年始もスト “最新運航状況確認を”

LCC=格安航空会社の「ジェットスター・ジャパン」の労働組合は、パイロットなど一部の従業員が実施しているストライキを年末年始も続ける方針で、会社は、影響を最小限に抑えるとしたうえで、利用客に対し、最新の運航状況を確認するよう呼びかけています。

「ジェットスター・ジャパン」の労働組合、「ジェットスタークルーアソシエーション」は、時間外労働の賃金の算出方法に誤りがあり一部が未払いになっているなどとして、パイロットや客室乗務員の一部が、今月22日からストライキを行っています。
会社によりますと、ストライキの開始から28日までに、24日に2便、25日に2便、26日に2便のあわせて6便がパイロットや客室乗務員の勤務調整ができず欠航になったということですが、ストライキの影響がどの程度だったかはわからないとしています。
欠航した便に搭乗を予定していた利用客については、別の便に変更してもらうなどの対応をとったとしています。
また、組合によりますと27日、会社との団体交渉が行われましたが、まとまらず、年末年始の期間を含む来月7日までストライキを続ける方針だということです。
ジェットスター・ジャパンは「年末年始に利用するお客さまや関係者のみなさまにご不便やご迷惑をおかけしないよう、欠航などによる影響を最小限に抑えるべく今後も最大限の努力を続けてまいります」としたうえで、利用客に対し、最新の運航状況を確認するよう呼びかけています。