大谷翔平選手が寄贈のグローブ 小学校で贈呈式 東京 立川

大リーグで活躍する大谷翔平選手が寄贈したグローブが25日、東京・立川市の小学校に届き、児童たちは早速、キャッチボールを楽しんでいました。

大谷選手は先月、自身のインスタグラムで日本国内のすべての小学校に3つずつ、あわせておよそ6万個のグローブを寄贈することを明らかにしていて、先週、岩手県の大谷選手の母校の小学校に届きました。
都内では、およそ1400校に寄贈される予定で、このうち、立川市の立川国際中等教育学校附属小学校には25日、グローブが届き体育館で贈呈式が行われました。
式には134人の児童が参加し、校長が「このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。野球しようぜ」という大谷選手からのメッセージを紹介しました。
このあと、式に参加したすべての児童がグローブを触ったあと、代表の児童がグローブをはめてキャッチボールを楽しんでいました。
キャッチボールをした2年生の男子児童は「大谷選手からもらったという特別感があって楽しかった。野球を始めてみようと思った」と話していました。
この小学校では、児童がグローブを使って遊べるよう昼休みに貸し出しを行う予定だということです。