「24時間走」世界選手権 船橋市職員仲田さんが新記録 千葉

24時間走り続けてその距離を競う「24時間走」の今月開かれた世界選手権で、これまでの世界記録を0.2キロほど上回る新記録を樹立した船橋市職員の仲田光穂さんが21日、市長に結果を報告しました。

船橋市役所の資産税課の職員、仲田光穂さん(34)は今月1日から翌日にかけて台湾の台北市で開かれた24時間走の世界選手権に日本代表として出場し、これまでの記録を0.2キロほど上回る270.363キロを走って世界新記録を樹立し、優勝しました。
仲田さんは21日、船橋市の松戸徹市長に大会結果を報告し、「長い距離が得意なので挑戦しました。応援の声に後押しされた記録です」と話すと、松戸市長は「誇りに思います。記録保持者として笑顔で頑張ってください」とたたえていました。
仲田さんは大学時代にマラソンを始め、8年前から100キロ以上を走るマラソンの大会に挑戦していて、今回の大会ではあわせて30分程度の休憩しか取らず1周2キロのコースをひたすら走り続けたということです。
仲田さんは、「純粋にうれしいです。走る事が好きなので楽しみながらさらに上を目指していきたい」と話していました。