車内で男性死亡 暖を取ろうとして木炭を使い一酸化炭素中毒か

車内で男性死亡 暖を取ろうとして木炭を使い一酸化炭素中毒か

埼玉県寄居町のキャンプ場に止めてあった車内で29歳の男性が死亡しているのが見つかりました。
警察は車内の状況などから、1人でキャンプに来ていた男性が車内で暖を取ろうとして木炭を使い、一酸化炭素中毒で死亡した可能性があるとみて調べています。

10日午前、埼玉県寄居町のキャンプ場を管理する会社の男性から「車の中で人が死んでいるようだ」と警察に通報がありました。
消防と警察が現場に駆けつけたところ、テントの隣りに止めてあった車の後部座席でさいたま市の29歳の男性が死亡した状態で見つかりました。
遺体に外傷はなく、死因は一酸化炭素中毒でした。
車は締め切った状態で車内には「しちりん」と木炭を使った形跡があったということです。
8日の時点では男性がキャンプの準備をする様子がキャンプ場のほかの利用者に目撃されていました。
こうした状況を受けて警察は1人でキャンプに来ていた男性が車内で暖を取ろうとして木炭を使用し、死亡した可能性があるとみて調べています。