小学生がウクライナの現状や平和を考える交流会 横浜

ウクライナの現状や平和について考えてもらおうと、横浜市の小学校に国際支援を行うNGOのウクライナ代表団が訪れ、子どもたちと交流しました。

27日、横浜市の保土ケ谷小学校を訪れたのは、世界各地で支援活動を行っているNGO「ICA」のウクライナ代表団12人で、体育館には3年生から6年生のおよそ200人が集まりました。
はじめに代表団のスヴィトラーナ・サラマトワさんが「ウクライナでは爆弾で学校が壊されて多くの命が失われました。子どもたちは家族や友人と離れて暮らしています。一人ひとりが平和をつくるリーダーになってほしいです」と語りかけました。
続いて子どもたちは、優しい気持ちを伝え合うことを願う手のひらにハートがのった絵や、両国を代表する料理である寿司とボルシチが手をつないでいる絵などを思い思いに描いていました。
そして、長さおよそ5メートルのこいのぼりに、ウクライナの平和を願いながらみんなで色を塗っていました。
小学3年生の女の子は「戦争をやめてほしい、仲良くしたいという気持ちで絵を描きました」と話していました。
サラマトワさんは「とても素晴らしいイベントで感動しました。ビデオを撮ったのでウクライナの子どもたちにも見せたいです」と話していました。