群馬 草津温泉と東京 吉祥寺を結ぶ高速バス 新たに運行開始

群馬県の草津温泉と東京・吉祥寺を結ぶ新たな高速バスの運行が20日から始まり、温泉の関係者は都内からの観光客の増加に期待を寄せています。

運行が始まったのは、群馬県にある草津温泉のバスターミナルと東京都武蔵野市にある吉祥寺駅を結ぶ高速バスです。
この路線は2つのバス会社が共同で一日2往復運行し、群馬県の渋川駅と中之条駅を経由し、3時間40分から4時間ほどで結びます。
20日は平日ですが、午前11時半すぎに草津に到着した第1便を使って、5人ほどが草津温泉を訪れていました。
吉祥寺駅から乗車した30代の男性は「新しい路線ということで、仕事の休みをとって乗車しました。東京から乗車できる場所が増えることはいいことだと思います」と話していました。
草津温泉観光協会の福田俊介事務局長は「東京からの若い観光客は、高速バスを利用することが多いので、新たなエリアからのバスで、より幅広い人に来てほしい」と話していました。