ジップエア 成田とカナダのバンクーバー結ぶ便 新たに運航へ

日本航空傘下のLCC=格安航空会社の「ジップエア」は、来年3月から成田空港とカナダのバンクーバーを結ぶ便を新たに運航すると発表しました。
新型コロナの影響から航空需要が回復する中で、留学でカナダへ渡航する若い世代の利用などを取り込む狙いがあります。

「ジップエア」は現在、成田空港を拠点にソウル便やロサンゼルス便など8路線を運航していますが、新たに来年3月からカナダのバンクーバー便を週3往復、運航することを今月、発表しました。
国内のLCCが日本とカナダを結ぶ路線に就航するのは初めてだということです。
「ジップエア」は利用者のおよそ7割が10代から30代と若く、新型コロナの影響から航空需要が回復する中、学生の留学先として人気のカナダに就航することで、観光需要のほかに留学で渡航する際の利用などを取り込む狙いがあります。
会社側は「カナダは、留学やワーキングホリデー、観光でも人気が高いほか、カナダの人たちが成田を経由してアジアに向かうなど一定の需要がある。魅力的な価格帯でサービスを提供して、需要に応えていきたい」としています。