千葉 いすみ鉄道 来月20日めどに全線で運転再開の方針決定

ことし9月の記録的な大雨で線路の土台などが流され、一部の区間で運転ができなくなっている千葉県のいすみ鉄道は、来月20日をめどに全線で運転を再開する方針を決めました。

千葉県の大多喜町といすみ市を結ぶいすみ鉄道は、9月8日の記録的な大雨の影響で線路の下の土砂や枕木が流され、いずれも大多喜町にある大多喜駅と上総中野駅の間で運転ができなくなり、バスによる代行輸送を行っています。
いすみ鉄道によりますと、年内の再開を目指して復旧工事を進めていますが、来月20日をめどに運転を再開する方針を決めたとしています。
一方、市原市と大多喜町を結ぶ小湊鐵道も市原市の月崎駅と大多喜町の上総中野駅の間で運転ができなくなり、バスによる代行輸送が続いていますが、今月下旬にも週末を中心に運転を再開する方向で関係機関との調整などを進めているとしています。