「上田真田まつり」で勇壮な武者行列 長野 上田

「上田真田まつり」で勇壮な武者行列 長野 上田

徳川家康を苦しめたことで知られる戦国武将、真田家ゆかりの長野県上田市で、恒例の「上田真田まつり」が開かれ、勇壮な武者行列が市内を練り歩きました。

「上田真田まつり」は、かつて上田市を拠点にした戦国武将で、徳川の大軍を2度にわたって退けたことで知られる真田家にちなんだこの時期恒例の催しです。
まつりの呼び物の1つ、真田三代武者行列では、はじめに地元の和太鼓グループが演奏を披露し、会場の雰囲気を盛り上げました。
そして、信州上田おもてなし武将隊の真田幸村公の音頭で勝ちどきをあげたあと、地元の人などおよそ200人の行列が出発しました。
一行は、「赤備え」と呼ばれる朱色のかっちゅうなどを身につけ、およそ1時間半にわたって市の中心部を練り歩きました。
沿道では大勢の観光客らが勇壮な行列を眺めたりカメラに収めたりして時代絵巻を楽しんでいました。
上田市の30代の女性は、「毎年、楽しみにしている祭りです。とても迫力がありました」と話していました。
また、北海道から訪れた50代の男性は、「2度も徳川の大軍を退けた真田が大好きです。行列も赤が映えてかっこいいです」と話していました。