群馬 邑楽町“生産者の顔が見えすぎるレタス”ユニークな試み

生産者の顔が一面広告に大きく載っている新聞紙でレタスを包み、「生産者の顔が見えすぎるレタス」と銘打って販売するユニークな試みが、群馬県邑楽町で行われています。

邑楽町の農産物直売所では、群馬県内でレタスを生産している松本浩幸さんの笑顔と「レタス保存用」という文字が一面広告に大きく載った新聞紙にレタスの一部を包んで陳列しています。
広告は、大手食品メーカーが今月群馬県内で出したもので、直売所は、「生産者の顔が見えすぎるレタス!?」と銘打って、新聞紙で包むとレタスの鮮度を保てることを紹介しています。
男性客は、「生産者の顔が並んでいて驚いた。レタスは余らせてしまうことが多いので新聞紙で包んで保存したい」と話していました。
直売所の長島一記さんは、「顔写真が並んでいると目を引くので、手に取る人も増えている。地元で毎朝収穫される新鮮なレタスを多くの人に食べてほしい」と話していました。
一方、農園で取材に応じた松本さんは、「最初は異様な光景だと感じましたが声をかけられることが多くうれしいです。関東ではこれからレタスの旬を迎え、さらに甘くおいしくなっていくので、多くの人に食べてほしい」と話していました。