千葉 市原市 中学生が部活動中に倒れ死亡 第三者委で検証へ

先月、千葉県市原市の中学校で2年生の男子生徒が陸上部の活動中に倒れ、その後、死亡したことを受けて、市の教育委員会は、第三者委員会を立ち上げて学校の対応に問題がなかったかなどを検証することを決めました。

先月12日、市原市の中学校の校庭で、中距離走の練習をしていた陸上部の2年生の男子生徒がおう吐して倒れ、およそ2週間後の先月27日に死亡しました。
死因について、市の教育委員会は、心臓にかかわる病気だったと説明しています。
これまでの調査では、当時の気温は28度で屋外での運動を禁止するほどの暑さではなかったとしていますが、原因究明や再発防止のためにはさらに詳しい調査が必要だとして第三者による検証委員会を立ち上げることを決めました。
委員会では、弁護士や医師などが当日のいきさつや学校の対応を検証して、来年1月をめどに報告書をまとめたいとしています。
市原市教育委員会は「事実関係を明らかにし、原因を究明するとともに今後の安全対策につなげたい」とコメントしています。