北ア登山の大学生ら2人行方不明 23日も引き続き捜索 長野

長野県の登山口から北アルプスに入ったまま行方がわからなくなっている都内の男子大学生など2人の捜索は、23日もヘリコプターなどを使って行われています。
警察によりますとこれまでのところ、手がかりは見つかっていないということです。

行方がわからなくなっているのは、東京・稲城市の23歳の男子大学生と東京・世田谷区の26歳の自営業の男性です。
警察によりますと2人は、今月18日から1泊2日の予定で長野県大町市の七倉登山口から入山し、北アルプスの三俣蓮華岳付近を目指していたということです。
下山する予定だった19日夕方、大学生の家族に「もう1泊する」とメールがあったものの、帰宅しなかったことから家族が警察に通報し22日から捜索が行われています。
23日も朝から山岳遭難救助隊のほか、ヘリコプターで捜索が続けられていますが、これまでのところ2人の行方につながる手がかりは見つかっていないということです。
2人の車は登山口に残されていて、大町市によりますと、北アルプスではすでに雪が積もっている可能性があるということです。